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2023年1月1日、ルール改定

R&AとUSGAは、2023年1月1日に施行される新規則を発表しました。
ルールを簡素化することで、ゴルフを長期的に持続可能なスポーツにすることが狙い。
ラウンド中に破損した用具の取り扱いや、救済方法など5項目が変更されました。





2019年1月1日、ルール改定
ゴルフは、プレーヤー自身がルールを知っていてラウンドしている事が前提になります。
知らないルールもあるかも知れませんので、勉強してみて下さい。

5つエリア


ペナルティー/1打罰と2打罰の考え方
ルールを知っていてラウンドが前提
1打罰の考え方は、不可抗力/意図的では無い/過失ミスに対するペナルティー。
2打罰の考え方は、ルール無知/意図的/故意ととられるミスに対するペナルティーです。

1,2レングス(長さ)の覚え方
1,2レングス(長さ)の覚え方はドロップするに至った経緯で決まる
→パター以外の最も長いクラブ、ドライバーでなくてもよい以内だから

ペナルティーが有る時と無い時
無罰、1クラブレングス
1ペナルティー、2クラブレングス

 正しいドロップの仕方
ひざの高さから落とす。投げてはいけません。
ひざの高さから着地後偶然足に当たってもよい/着地前に当たったり、間違ったらやり直す/やり直さないで打つと1ペナ。
ドロップしたボールは救済エリア内に落ちて、かつそのエリア内に止まらないといけない。



再ドロップは2回まで。
エリアを外れたら再ドロップ地点にプレースする。

球が地面に落ちた後で止まる前に、人、用具または他の外的影響に触れたかどうかに関係なく、球が救済エリアに止まった場合、プレーヤーは救済を完了したことになる
 ティーングエリアのルール

構えたらティーからボールが落ちた。
→打つ意志が無いので、上げ直す。ノーペナ


空振りしたらボールがティーから落ちた
→空振り(エアショット・素振りはシャドースイング)は1打、そのまま落ちた所から又は再ティーアップして2打目としてプレー。
ボールも変えてよい、ティーングエリア内に置き直せる。
チョロしてもティーイングエリア内なら無罰で再ティアップできる。

OB打ち直しで構えたらティーからボールが落ちた
→ティーングエリア内はストロークするまでインプレーとならない。
打つ意志が無いので再ティーアップしてよい。

練習器具で素振りした
→2ペナ。ゴムバンドタオルはOK



後方からアシスト
→2ペナ/2打目以降も同じ


ジェネラルエリアのルール

バックスイングで木の枝が折れたが、そのまま打った
→スイング中なら問題なし、途中でやめると2打罰。とにかく振り終える事

素振りをしたら枝が落ちた
→スイング区域が改善されなければ問題無し



捜索中に自分のボールを蹴った
→ノーペナ・リプレース

自分の場合、同伴者の場合、キャディーの場合
→ノーペナ・リプレース

落ち葉を取り除いたらボールが動いた
→1ペナ・リプレース

構えたらボールが動いた
→1ペナ・リプレース
素振りしたらボールが動いた
→1ペナ・リプレース プレーヤーが原因で動いた時

打ったボールが自分に当たった
→ノーペナ・止まった所からプレー

打ったボールがカートに当たってOBになった
→OB ただし、まったく予期せず偶然当たってしまった場合は無罰です。
当たる可能性があるにもかかわらず打って当たった場合は1打罰、偶然は無罰ということになります。
局外者とは自分のクラブや携帯品、キャディ以外の人や物のこと。
例えば、前の組のカートや同伴プレーヤー、同伴プレーヤーのクラブ、コース管理のトラック・車などです。
打ったボールが作業車に当たってOBになった→OB 

打ったボールが作業車に乗って行った
→ノーペナ・飛び込んだ地点にドロップ
パッティンググリーン以外から打ったボールが偶然、自分のキャディ、携帯品や用具、同伴競技者との共用物(カートなど)に当たったり、ボールが跳ね返ってプレーヤー自身に当たったりしても罰はなく、プレーはボールが止まった場所から続ける。


同伴者のボールを打った
→誤球/2ペナ・そのストロークは数えず打ち直す。
誤球された人は別のボールでプレーする/元のライを再現するように球をプレースする 
ぬかるみにボールがめり込んだ
→ジェネラルエリア・拭いても替えてもよい。
1クラブ以内にドロップ トップしてめり込んだ場合はアウトそのままプレー 


カラスがボールを持って行った
→ノーペナ・元の位置(思われる)に別のボールをリプレース

マムシ注意の場所に打ち込んだ
→ノーペナ・別のボールを危険が無い最も近い地点リファレンスポイント1クラブ以内にドロップ

2度打ち
→ノーペナ 

木の上にボールがあるが落ちて来ず打てない

そのボールは自分の物と確認できている時。
明らかに自分のボールとわかっていて、木の上にあるボールが打てない場合は、まずアンプレヤブルを宣言します。
次に、木に引っかかっている球の位置の真下を基点としてアンプレヤブルの処置を行います。

「ジェネラルエリアにおいてのアンプレヤブルの処置法」
@ボールのあった地点から2クラブレングス以内で、ホールに近付かない地点にドロップする。
Aボールとホールを結んだ、ボールの後方延長線上にドロップする。
B前打位置に戻って、そこに最も近い地点にドロップする。

ボールが確認できない時
ロストボールです。処置はロストボールの処置で、1打罰でもとの位置から打ち直しです。 

OBについて 
→Aがセーフの球



ティーショットでOBになった
→OBやロストボールは、「1打罰を加えて元の場所から打ち直しをする」というのが、正式な処置となっています。しかし、ボールの落下地点で球の捜索をした後に、もとの場所まで戻って打ち直しをするのは非効率です。OBやロストボールの恐れがある時は、暫定球を打っておくようにしましょう。

セカンドショット(2打目)以降がOBだったら 1打罰で、ボールを打った場所の近くにドロップ

 OBやロストボール・前進2打罰の新ローカルルール 

2019年に施行された新たなゴルフ規則では、「ボールを紛失した場所付近からも、2打罰でプレーを再開できる」がローカルルールとして採用できるようになりました。
こちらはあくまでプライベートなラウンドの効率化を目的としたローカルルールです。

A,紛失した場所付近から2打罰でプレー
B,フェアウエイから2クラブ2打罰でプレー

 
ロストボール

捜す時間3分間、元に戻って打ち直す。林やラフや草むら、枯れ葉の積もっている中などでボールを捜しているときに、プレーヤーや自分のキャディ、同伴競技者などが、うっかりボールを動かしてしまうケースがある。そのボールは元の位置にリプレースすれば、誰にも罰は科せられない。なお、リプレースせずに動いた位置からプレーしてしまうと2罰打になる
新ローカルルールとして、ロストボールやOBの場合は2打罰をすれば、ボールがなくなった付近からドロップしプレーできる。
ホールからA地点を通る直線とその線の外側2クラブレングス(紛失球の場合)、B地点を通る直線とその外側の2クラブレングスまでの、ジェネラルエリアすべてがドロップエリア、暫定球をプレーとなる。ただし暫定球がOBや紛失球になり、2球目の暫定球を打っていないケースでは、暫定球に対してこのローカルルールは認められる


 ペナルティーエリアのルール



ハザード内にクラブをソールして良い
ルースインペディメントなど取り除いてよいがボールが動くと1ペナリプレース

赤色の杭
元の位置の戻って、1クラブレングス以内にドロップ

2:ペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、
ホールと基点を結ぶ延長線上に1クラブレングス以内にドロップ

3:ペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、そこから2クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアにドロップ(同じペナルティーエリアでなければどこでもいい)



黄色の杭
元の位置に戻って、1クラブレングス以内にドロップ

2:ペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、ホールと基点を結ぶ延長線上に1クラブレングス以内にドロップ 


バンカーのルール 

バンカー内のルースインペディメント(葉、枝、石、土の塊、昆虫、動物の排はい泄せつ物など)に触れたり、それを取り除いても罰はない。 また、体を休めたり、支えたり、転びそうになったりして手やクラブで砂に触れても罰はない。
ただし、ボールのすぐ手前にソールする、バンカーの状態をテストするために触れる、練習スイング時に触れる、バックスイング時に触れることは旧ルール同様に許されず、2罰打となる



うっかりソールした→ 2ペナ

小石をどけて打った→無罰

小石をどけたらボールが動いた→ 1ペナ・リプレース

使わないクラブを置いて打った→無罰

バックスイングで後ろの砂にヘッドが当たった→2ペナ

出なかったので砂を叩いた→マナー違反だが無罰

OBになったが砂をならしてドロップした→無罰/バンカーから出た時点で均せる

枯葉を取ったらボールが動いた→1ペナ・リプレース

ボールを探そうとして枯葉を取ったらボールが動いた→無罰・リプレース

素振りで砂に触れた→ 2ペナ



間違って他の人のボールを打った
→2ペナ/自分のボールを元に戻しプレー続行/他人元のライを再現するように球をプレースする

打ったボールが戻って自分に当たった→ バンカー内でも、打ったボールが跳ね返って偶然、自分の体、携帯品に当たっても罰は付かない。 無罰で、クラブを取り除いて、そのままプレー
足に当たった後どけたら足跡に入った時は無罰でリプレースする


バンカー内のアンプレヤブル措置
新ルールでは、そこに新たな選択肢である「2罰打でバンカーの外にドロップできる」
というものが加わった。ホールとボールを結んだ延長線を基準線として、そこから1クラブレングス以内にドロップできる 

バンカー内/2クラブ内・1ペナ
バンカー外/1クラブ内・2ペナ




1:元の位置に戻り、1クラブレングス以内にドロップ(1罰打)
2:ホールとボールを結んだ延長線上のバンカー内で1クラブレングス以内にドロップ (1罰打)
3:ボールを基点に2クラブレングス以内にドロップ(1罰打) 4:ホールとボールを結んだ延長線上のバンカー外で1クラブレングス以内にドロップ (2罰打)

パッティンググリーンのルール

グリーンのプレーの線上の損傷箇所は無罰で直せる。
ただしホールの摩耗や自然の凸凹・欠損は直せない

<直せる>
ボールマーク、スパイクマークなどのシューズによる損傷、用具や旗竿や乗り物による擦り傷やくぼみ、古いホールの埋め跡、芝の張り替え跡、動物の足跡など

<直せない>
エアレーションの穴、散水、雨、その他の自然の力による損傷、雑草、地肌が露出した区域、病気または生長がまばらな区域、ホールの自然な摩耗スパイク傷を直した無罰 



プレーヤーが旗竿をホールに残したままストロークすることを決めてから打ったボールは、旗竿に当たっても無罰。
リプレース後に自然に動いたりうっかり動かした場合は無罰で元の位置へリプレースすることができる。
つまりリプレース後に動いたボールは、原因が何であれ元の位置にリプレースということになる
パッティング時に人や動物、動いているボールに当たった場合は、
ストロークを取り消して元の場所にボールをリプレースして打ち直しとなる。
また、パッティンググリーン上で他のボールが止まっているときにパッティングをして
当たった場合はプレーヤーに2罰打がつく。さらにそのストロークの前にその両方の球が
パッティンググリーンにあった場合は、そのプレーヤーは2罰打を受けることとなる

サブグリーンからのプレーはスタンスがかかっても禁止
目的外グリーンにボールがあるときだけではなく、スタンスや意図するスイングの区域が目的外グリーンにかかった場合でも、必ず無罰での救済を受けなければならない
スタンスがかかっても2ペナ・ニアレスポイント/1クラブ以内にドロップ 


レディーゴルフ Ready Golf 

基本的には「旗竿から遠い人からプレーする」ことが望まれるが、
旗竿から一番遠い人が救済を受けていたりして打つ準備が整っていない場合、準備ができている人が先に打つこともでき、それが推奨される(「レディーゴルフ」と呼ばれる)
その際は、打球事故が起こらないように安全を間違いなく確保できることが必須条件となり、複数のプレーヤーが利便性や時間節約のために同意していることなども欠かせない。
つまり、レディーゴルフの場合、打つ前に同伴競技者にひと声掛けてOKをもらってから打つこと



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